受付カウンターを設置する際の注意点【カウンターの基礎知識(第2回)】
カウンターは連結して使用するケースが多いため、設置する時に 床の不陸(ゆがみ、凹凸)の影響を受けやすい家具です。 そのため設置した時にガタツキが出ないようアジャスター付になっており、 天板を水平に保つことが出来ます。
連結をして使用できることが前提になっていますから、 単体のカウンターの両サイドには連結用のパンチ穴があります。 そのままでは美観的にも良くありませんし、 コーナーの部分で怪我をする恐れもありますので、 端になる部分にはエンドパネルを取り付けましょう。

ローカウンターはデスクと同様にPCや電話を使用しての 業務も多いため、天板にコードホールがあり配線処理に便利です。

また、カウンターはお客様のすぐ側で使用する家具で、 何台も連結することもあります。地震発生時に転倒しないよう 固定金具などで耐震施工を万全に行うことが大切です。
企業イメージや雰囲気を大事にするため既製のカウンターでは 対応できない場合は、別注対応ということになります。
その場合お客様側のフロントパネル面にシートを張ったり、 完全に造作で製作するなど、程度によってかなり価格に 違いが出ますので、専門家にイメージや予算を伝えて慎重に検討しましょう。