オフィスの業務と生活に必要な「機能スペース」の配置【オフィスレイアウトの基礎知識(第3回)】
機能スペースとはオフィスの業務と生活に必要なスペースのことをいいます。
機能スペースは大きく別けて
- 執務スペース
- 専用用途スペース
- その他の機能スペース
で構成されます。
執務スペースには一般執務スペースがあり、専用用途スペースには役員専用スペース、業務支援スペース、情報管理スペース、生活支援スペースがあります。
ゾーニングは各機能スペースの近接度合いの調査をもとに密接な部門を近くに配置するようにしますが、それ以外にも受付、応接、会議室、リフレッシュスペースなどの機能スペースとの近接度も考え合わせ検討しましょう。
例えば、長時間のデスクワークが要求される部門はリフレッシュスペースと近接させたり、来客の応対をする総務部門は受付に近接させる、などの考慮も必要です。いずれにしても機能スペースを効率的に配置するのは経験も必要ですから必ずオフィス管理士などの専門家に相談しましょう。