災害に備えて防炎対策を
9月1日は防災の日です。
今年は大きな地震もあり耐震対策はかなり皆さん意識されていると思いますが、地震の際は火災も大きな被害を発生させます。そこで今回は、地震の被害を最小限に抑えるにはどうしたら良いか考えてみたいと思います。
床のタイルカーペット・壁クロス、オフィスで使用する様々なイスやローパーテーションとオフィス内には布を使用した家具や素材が非常に多くあります。これらの商品については安全対策として防炎製品を各家具メーカーで用意しています。
防炎製品とは本来燃えやすい繊維や内部構造を燃えにくくする工夫をし(防炎薬剤で加工して燃えにくくするなど)、繊維製品が火源となる火災を予防し、もし着火しても燃え広がらない性能がある製品のことで(財)日本防炎協会で認定されたものです。
これらの商品はカタログなどで確認できますので、防火の見地からの選択基準になります。また防炎製品とともに防火・防災・避難用具として、消火器やヘルメット・懐中電灯・軍手などもオフィスのだれにでもわかりやすい場所に用意しておき、災害発生時にあわてないようにしましょう。