最適な応接家具の選び方【応接家具の基礎知識(第3回)】
応接会議室は、重要なお客様との打ち合わせやプレゼンテーション、
また役員会議など長時間に亘る執務を行うのに必要な機能スペースであり、
部屋の面積もある程度の広さが要求されます。
またその部屋の性質上、通常の執務スペースより高級感がある家具
を設置する必要があります。
応接会議室に最適なテーブル
応接会議室に適したテーブルは
- 大型の会議テーブル
- 直線型とコーナー型を組み合わせて使用するシステムテーブル
などがあります
大型の会議テーブルの天板は、長方形の他に舟型や楕円形もあり、
雰囲気に合わせて選択できます。
また天板の幅が大きいので、脚や天板裏の補強材などが
しっかりしているかよく確認しましょう。
システムテーブルは連結して使用しますので、床の不陸に対応できるよう
アジャスター付になっています。
天板の材質は突板仕様の製品が多いのですが、キズがつきやすいという
難点があります。頻繁に使用したり机上で書きものをするようでしたら
メラミン樹脂の化粧板が良いでしょう。
応接会議室に最適なチェアー
イスに関しては、長時間緊張を強いられることが多いので
リラックスして座れるものが良いでしょう。
ハイバック・肘付のエグゼクティブチェアや、ミーティング用のイスでも、
応接室で使用するアームチェアにキャスターをつけたようなタイプがメーカーから
多数出ていますので、そういった製品を選ぶのもよいでしょう。
張り地も本革・人口皮革、布、メッシュ、ビニールレザーなど各種ありますので、
選択の幅が広がります。
そのほかにも、プロジェクタ、ネットワークなどの情報設備の充実が
必要な場合もありますので、応接会議室の設置を検討する際は専門家に
予算を伝えて打ち合わせをしっかり行いましょう。