オフィス家具にみる環境への貢献
被災地のガレキ処分に大変な労力と莫大な金額がかかることが、新聞やテレビで報道されています。その中から、木材を焚き木にしてお風呂を沸かしたり、表札に加工したりと、たとえガレキでも無駄にしないように工夫している姿を見ました。物を無駄にしないことは、今後は特に非常に大事なことだと思います。
オフィス家具の世界においても、資源を無駄にしないという取り組みは以前からなされています。オフィスチェアやデスクなどは、比較的早い時期から廃棄の際には分別して処分しやすくなっていましたし、間伐材を利用した家具の製作などが各メーカーのカタログには掲載されていたりもします。
また、イスやローパーテーションなどの貼り地に使用されているクロスも、再生ペット布を使用するなど、様々な省資源に貢献しています。商品だけでなく、イスやパネルのクリーニング・生地の張り替えなどのオフィス家具リフォームなども承っております。
近年は海外、特に東南アジアからの売りっぱなしの安価なオフィス家具を使用し、壊れたら廃棄してしまうような風潮がありますが、やはり品質が安定しアフターサービスも行ってもらえる国産のオフィス家具は長期間使用できますので、長い目で見るとお得です。
日本も以前のような大量消費時代が再びやってくることはないと思いますので、オフィス家具に関しても目先の金額にとらわれず安心なものを購入し長く使用することを考えていくことが大事になってくると思います。