地震発生時特に危険なこととして、物の落下があります。落下に関して日頃から注意いただきたい事項をいくつかご紹介します。これらを実施することで多くの危険を回避することが可能となりますので、是非実行に移してください。

1. 背の高い収納家具の上に物を載せない
   背の高い書庫と天井の間などのスペースに物を置くと、落下して危険です。高い所に物を置かないようにしましょう。
2. 収納の扉は閉める
   地震の際、収納物が飛び出して大変危険です。収納には飛び出し防止のラッチ機構付（開止め装置）の物をお勧めします。ただし扉を確実に閉めないとラッチも機能しないのでよく確認し確実に閉めましょう。
3. 収納家具のガラス扉に飛散防止フィルムを貼る
   ガラス扉は地震の際に収納物がガラスを突き破る恐れがあります。飛散防止のためにも、フィルムを貼っておくとよいしょう。
4. OA機器などにすべり止めを取り付ける
   背の高い家具ばかりでなくデスク上のパソコンやモニター、OAラックなどの機器が揺れにより落下する場合があります。滑り止めを付け落下防止をしましょう。
5. ホワイトボードや絵画、時計はしっかり固定
   壁面に掛けるホワイトボードや時計などは、取り付ける壁の材質に合った金具でしっかり固定しましょう。特に大きい絵画や重量のあるものは専門家に相談しましょう。